ジュニアユースGK～駆け引き～

皆様、こんにちは。

12月6日(金)に行われたトレーニングの様子をお伝えします。

12月に入り、基礎トレーニングから実際の試合の状況に近いオーガナイズで1対1のトレーニングに移っていきます。ブロッキングの形やフォームは11月からのトレーニングで習得してきています。

1対1の状況で失点の可能性を少しでも下げるためには「駆け引き」がとても大切になります。

この「駆け引き」をするためにはプレーをする中でいかにボールホルダーの心理を読み取ることができるのかが大切になります。

なんとなく間合いを詰めるのではなく、「相手が顔を下げたから」「相手の身体からボールが離れたから」というように1つ1つの動きやプレーに意図をもってプレーに移していくことが大切になります。

　

～プラン(戦術)をもって～

間合いの詰め方（コース取り）にもこだわれる選手になることでより失点のリスクを下げることができます。

この詰めるコース取りが重要になるのは角度のある場所からの1対1です。

GKは角度があるとはいえ、カットインされて中にボールを運ばれるとシュートコースの選択肢を多く与えることになるため、ゴールから遠い足にボールを持たせるように間合いを詰めていきます。こうすることで意図的に外に追い込み、ニアサイドに打たせるように仕向けるようなアプローチをすることで「意図（考え）を持ったプレー」に変化します。

JSCCHIBA　GKコーチ 小林