ジュニアユースGK～雨トレ＆技術の定着・上達～

皆様、こんにちは。

12月11日(水)に行われたトレーニングの様子をお伝えします。

この日はクレーのグラウンドで雨というコンディション。もちろん普段よりも難しい環境。

ですが、キャッチミス、ファンブルは「滑りやすい」ということはわかっていることなので言い訳にはできません。

普段からの基礎・基本の取り組み姿勢が表れるいい機会になりました。

この日は火曜日のトレーニングがなかったため、少しフィジカル要素を取り入れたステップとキャッチングトレーニングから。1つ1つのステップで何を意識するのか。どれだけ無駄な動作を省けるか。

ただの流れ作業にしてしまうと絶対に上手くはいきません。1回1回。1本1本のキャッチにこだわってトレーニングしていきます。

トレーニング後半には月間テーマである1対1を徹底的に行っていきます。

この日からは1対1の後にDFを1人つけての1対1＋GKでトレーニングをしていきました。

DFが加わることでGKは1対1の中にはなかった「コーチング」と「より幅広い作戦(プラン)」を持ってプレーすることができます。

どのように守りたいのか、どこにボールを運ばれたら自分に不都合なのかをはっきりしたなかでコーチングやアプローチすることが大切になります。

1対1のあとにはハイボールトレーニングを行いました。

感じたこととしてはやはり、少しトレーニングをしないだけで多くの選手が落下点の把握、空間認知能力が以前よりも低下していること。これからはリアリティーのあるオーガナイズの中でより、継続的に取り組んでいかなければ「技術の定着や上達」には至らないことを改めて実感することができました。

JSCCHIBA　GKコーチ 小林