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ジュニアユースGK~高校年代では教わらない~ [スタッフ日記]

皆様、こんにちは。
4/9(金)のGKトレーニングの様子をお伝えします。
この日は雨の中のトレーニングとなりましたが選手たちと一緒に個人・組織としても成長できたといえる充実した時間を作っていきます!
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~高校年代では細かく教わらないキャッチ~
この日も引き続きキャッチングになります。
この基礎・基本スキルがあっての戦術や応用スキルトレーニングになります。
将来選手たちが進学した先の高校の多くが細かくキャッチの仕方や効率的な準備(構えやプレ動作)を教えてくれません。複合トレーニングの中でのコーチングやティーチングはあるかもしれませんが「キャッチ」に特化したトレーニング期間はほとんどなく、その多くがGKの応用スキルや戦術的要素を含んだトレーニングやフィジカルトレーニングの中でのシュートストップトレーニング、実践形式の中でのビルドアップトレーニングなどになります。
その為、必然的にこのジュニアユース年代で重要になる習得スキルの1つが「キャッチング」になるのです。
このスキル無くして先にはなかなか進むことはできないのです。
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~みっちりと何度でも~
上記にも記載した通り高校年代で個人的、個別的へのキャッチなどの基礎スキルへのアプローチが少ないの現実です。それは強豪校になればなるほど「基礎はできて当たり前」というスタンス。
まずは今習得しなければいけないスキルを練習で発揮。そして実践発揮に繋げていかなければいけません。
その為には「頭と身体」で覚えていくことが重要です。
ポイントやキーファクターを理解して脳で整理し、何度も失敗を繰り返しながら修正していきます。
1人1人のキャッチングに多少の違いが出てもいいと思います。しかし、キャッチできていなければそれは改善しなければいけません。
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~プレーの客観視・環境の活用~
2021年度のJSCCHIBA ジュニアユース所属のGKは9名。
自分以外の選手のプレーを見ながら大勢で一緒に練習しているのが当たり前の環境ではありますが、これには成長への多くのメリットが存在します。他の選手のプレーを見たり練習の中でスキルやその課題に関してディスカッションができることは成長への大きな近道になります。
さらに上の学年の選手から下の学年の選手へのアドバイスやコーチングはお互いに知識理解を深めるとても良い習慣になります。
しかし、この環境を最大限に活用できる選手となかなか意識が上向きになれない選手では数年後に大きな「差」として現れます。まずは自分自身を客観視すること。そして自分の中だけで解決せずに意見を共有したり求めあったりすることを心がけていきましょう。
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JSCCHIBA GKコーチ
小林 雄太

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